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テクノポリス(TECHNOPOLIS)は日本の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の1枚目のシングル。または同シングルに収録された曲。シングルは1979年10月25日アルファレコードよりリリースされた。

解説 編集

  • ライディーン」と並ぶYMOの代表曲。ピンク・レディーの一連の楽曲を坂本龍一が分解・研究し再構築した「東京歌謡」。以前にもライブでピンク・レディーの「ウォンテッド」がカヴァーされたこともある。坂本本人は「単に売れる曲を書いてやろうと思って」とのコメントを残している。
  • イントロや曲中に使用される「トキオ」のフレーズは駅のアナウンスを模したものである。また日本でのヴォコーダーの使用例の代表的なものとして取り上げられることが多い。録音時に使ったヴォコーダーはローランドVP-330の試作器で、「トキオ」の「ト」の部分でピッチを上げ、「キオ」の部分でピッチを下げるという工夫がされている。
  • コンピュータによる自動演奏の印象が強いYMOであったが、コンピュータ・プログラマーの松武秀樹とレコーディング・エンジニアの小池光夫によれば、トラック数不足から同期信号を消した上に録音することになった関係で「7割くらい手弾き」[1]であった。レコーディング当時のトラックシートには坂本の字で「根性のBRIDGE」と書いてあった。また、シートに書いてある仮タイトルは「うさばらし」だった。
  • サビは坂本の手癖となっており、YMOのアルバム『BGM』収録の「U・T」や、坂本のオリジナルアルバム『キャズム』収録の「Seven Samurai - ending theme」のサビも同様なフレーズとなっている。
  • この曲は、3人も出演したフジカセット(後の富士フイルムアクシア、現在の富士フイルムイメージング)CM曲に起用されている。

アルバムヴァージョンとの違い 編集

シングルカットされたテイクとアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』に収録されているテイクは別のもので、違いは以下の通りである。なお、坂本編纂のベスト・アルバム『UC YMO』やYMOのベストアルバム『テクノ・バイブル』、「青春歌年鑑」の1980年盤にも収録されている。

  1. ローランドフランジャー(品番:SBF-325)によりフランジングが施されている。
  2. アナログシンセサイザーの名機の一つであるアープの「Odyssey」による手弾きのメロディが重ねられている部分。[2]

エピソード 編集

  • 1981年の国内ツアー「ウィンター・ライヴ1981」で演奏された際は、「TOKIO」の部分を公演した土地の名前に置き換えている(仙台、盛岡、福岡、広島など)。東京公演では「TOKIO」ではなく「東京」であった。また、従来のようにヴォコーダーではなく拡声器を使っていた。

シングル収録曲 編集

  1. テクノポリス
    (作曲:坂本龍一
  2. ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
    (作詞:Chris Mosdell/作曲:高橋幸宏
    アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』にも収録されている。

出典編集

  1. サウンド&レコーディング・マガジン、1999年11月号
  2. キーボード・マガジン 2003年9月号
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